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東大に行って、喜連川先生による情報爆発のお話を聞いてきたので、
感想というかメモのようなものを書く。
メガバイトとかギガバイトという単位であれば聞きなれている気がしますが、
地球にあるデジタルデータの量は、500エクサバイトぐらい
(1エクサバイト = 1000000テラバイト)らしい。
しかもすごい勢いで増え続けている。
500エクサバイトというのがいつの時点のことか聞きそびれたが、まあ最近のデータでしょう。
500エクサバイトのうち485エクサバイトはWebにのっていない。
地球シミュレータのように膨大な計算を行うものの計算結果などがこの部分に当たるのか。
爆発する情報は、そのままではほしいものが探すことはできなくなるため、
いかにしてうまく扱って価値を与えるかが重要なようです。
そういう意味でサーチエンジンの重要性はあるのだと思いますが、
現状だと
・構造が可視化できていない
・時間の流れが追えない
という点があるそうです。
あと、これからは概念を検索するというのも重要になってくる気がします。
「高齢化社会で有望になる市場は?」
みたいな質問をクエリとして入れると答えが返ってくるような。
人が答えるシステムはありますけど、自動で答えをwebから抽出できるととてもいいですね。
係り受けの部分での省略解析(照応解析?)など、かなりディープなことをやっていたりするそうです。
昔と比べてディスクの容量、CPUの速さは100万倍ぐらいになったけど、画面の解像度は100万倍になっていない。
壁一面ぐらいのディスプレイができると、表示件数を制約したりする必要性が薄れるので、現状のUIなどはすべて変わらざるを得ない。
全体的に興味深かった。